【自分にしか出来ないこと】Nilüfer (ニルファ)創始者 dyマーケティング代表 余リア Leah Yoさん

ーSINGAPOREー

国と国を、人と人をビジネスアイデアで繫ぐ。
新しい価値観をプロデュースするリアさん。
 
 
自分にしか出来ないこととは
スキルをいうのではなくて
これまで経験してきたこと全てを
他の誰かの物語に重ね、その中に見出せること。
 
 
だから、何をどうやるかよりも
どんな想いでいるか、やるかが大事なんだと
リアさんのお話を伺いながら、改めて思います。
 
 
自分に出来ることから
自分にしか出来ないことへ

 
 
瀬戸内(せとうち)生まれのハーブティー「Nilüfer ‐ ニルファ」は、どんなきっかけからスタートされたのですか?
 
瀬戸内は、「日本のエーゲ海」と言われていて、色々なフルーツが採れるから、妹とドライフルーツ関連のビジネスを始めたんです。また新しい商品を探し始めた矢先に自分が病気をして、カフェインが全く取れない時期があり、ハーブティーを飲んだのがきっかけです。
 
 
私が育った広島の地元には薔薇栽培が盛んで、無農薬で薔薇栽培している方々がいて、そして瀬戸内といえば、レモン。妹と話すうちに、ハーブティーと、ドライフルーツの組み合わせが、ビジュアル的にもいいんじゃないかなって思ったのです。
 
 
 
それで「Nilüfer」が、スタートしたですね。ホームページにあった「くだかない」というのは、どのようなこだわりがあったのでしょうか?
 
ハーブティーにお湯を注いだ時に、花が咲くんです。
 
 
ポットの中で、ふわーっとまるでお花が咲いているようになるので、自然と一体化しているように感じた。純粋に綺麗だなって思って、それで色々と試して、原型のままにしているんです。
 
 
もともとは、ハーブティーが好きじゃなかったんです。ハーブティーって、独特な感じがあるでしょう?薬のように体に良いって信じ込ませて飲む感じも個人的には苦手で。でもその病気の時にカフェインがとれない時期があって、友達にすすめられた瀬戸内のハーブティーを飲んで、こんな美味しいハーブティーがあったんだって衝撃的でした。
 
 
いままで飲んだハーブティーは何だったんだろうって(笑)これをみんなに飲んでもらいたいって。むくむくと使命感が湧いてきたんです。
 
 
 
自分の体験から感じた使命感が、きっかけなのですね。
 
地元瀬戸内のハーブティーとしてプロデュースしたいと思い、色々と歩いているうちに、過疎化、農家さんの高齢化問題で、ハーブ栽培を継続していけるか?そんな瀬戸内の問題にも、直面したんですね。
 
 
過疎化って、本当に進んでいるんだなって思いました。
 
 
 
病気をきっかけにハーブティーに興味を持ち、そして、ハーブ農園を歩いている時に、ハーブ農園の危機にも出会った。
 
勿論、過疎化のことは知っていましたけど、実際に行ってみて、話を聞いて、こんなに大変だったんだって気づいた。いまでこそ、瀬戸内レモンも理解されるようになってきましたが、輸入レモンに押されて、レモンやオレンジを栽培していた山がなくなってしまったほど。人の手が入らなくなって放棄された山や畑には、獣が住み着いて、獣害で亡くなる方もいらっしゃったりします。
 
 
広大な山や畑は税金問題などもあって、後継者が継げない。それに若い人達は、こんなのやっていても、カッコワルイって思っているんですね。私が、「このハーブ本当に美味しいです!」って褒めた時「でも、息子はもう継がんよ。わしらで終わりじゃ」、「いや、誰かがきっと継いでくれるけん・・ね?」って言っていた高齢の農家夫婦の会話が印象に残っています。
 
 
 
そんな農家さんのお話を聞きながら、どんなことを感じましたか?
 
それまでは新聞などでこの様な問題を知る位でしたけど、実際は切実で。
 
 
だからこそハーブティーを通し、健康や美容の面だけではなく、瀬戸内の素晴らしさと共に地方が抱える問題(地方の雇用活性や過疎化)やストーリーをも語れる商品として、世界に届けられるようにプロデュースできればなと思いました。私たちがハーブ生産の収益モデルをきちんと確立することで、田舎のハーブ農園に魅力を感じてくれる方が増えたり、瀬戸内エリアが注目されればいいなと。
 
 
 
リアさんは、日本語、韓国語、英語、中国語と4カ国語も堪能でいらっしゃるから、色々な国へ発信できますね。なぜ先に英語で始めたんですか?
 
色々な会社でマーケティングを長くやってきて、その経験から国と国を繋げられたらいいなって思いで、その一環で、ハーブティーを取り扱ったんです。
 
 
マーケティングとして私達がお手本にしたのは「日本酒」。
 
 
国内需要が下がっても、海外で注目されたことによって、見直されたという動きがあったので、海外のマーケットにアプローチしてから国内に拡げようと。地元の良い物を日本語で発信する人はたくさんいるので、それ以外のマーケットにもリーチするには、やはり世界の共通言語である英語かな?
 
 
それに地方から世界へ発信って、カッコよくないですか?(笑)
 
 

 
 
可能性があると思ったのですね?
 
味は間違いないと確信できましたから。どうアプローチするかは悩みました。
 
 
 
最初に取りかかったことは、どんなことですか?
 
「ハーブティー」と、「ドライフルーツ」という美しいビジュアルと面白い組み合わせを最大限に活かすために、写真に徹底的にこだわりました。インスタグラムでも人気が高まりをみせて、インスタグラムの写真の3分の1は、Nilüfer(ニルファ)のファンからの投稿です。
 
 
色々な外国のティーのサイトを研究していると、微妙な色使いが少し日本とは違うなと感じたので、ビジュアルのチームを全部、外国人にしてみました。短期プロジェクとしてお願いして。例えば、デザインはイタリア人とか、パッケージはギリシャ人など、日本人じゃない視点で見ると、どう見えるのかなって、お願いしました。写真は半分日本人、半分は日本人じゃない方です。
 
 
 
多国籍の方とプロジェクトをすすめる中で、何か違いなどを感じましたか?
 
外国人が惹かれるポイントは、ストーリーを重要視するなって。価格などよりも、「何でこれを作ったのか?」お金の目的の次に、何があるのかをすごくよく見ているんだなって。もちろんサイトの見易さも重要だけど、それよりもストーリーが大事ということ。
 
 
無農薬ハーブを作っている人がいて、そこは過疎化地帯で、後継者がなくて、収益を確立して、引き継いで欲しいって想いでいること。「なぜ、これを作るのか?」、「なぜ私が始めたのか」のところを重要視しますね。それから、「About Us」 をマニフェストに変えました。
 
 
 
他にも色々なビジネスをされているリアさんですが、リアさんのビジネスで一番伝えたいことはどんなことですか?
 
このハーブティーに関していえば、地方からだって、世界に発信できて、世界中に販路を作れるということを証明できたので嬉しいです。
 
 
 
どうして、ご自身が地域活性化に行き着いたのですか?
 
妹と一緒に仕事をする中で、地方の人が作る食品、サービス、商品などの開発に関わることが多くなってきて、びっくりするほど美味しいものや、素晴らしい作品、地方でしか体験できないサービスなんかもあって、毎回感動していたんですね。だけど、クオリティーはもの凄く高いのに、あんまり外部には伝わっていないなと思い始めて。そんなところに、自分みたいなものが、関わるのがいいんじゃないかなって。
 
 
新しい価値観をプロデュースすることで地域活性化をお手伝いできたらなという思いです。
 
 
 
現在はシンガポール在住ですが、シンガポールへはどんな経緯でいらしたのですか?
 
最初は主人の仕事の関係で、6年前に来ました。主人は台湾人で中国語ができるので華僑とのつながりが一気に広がるシンガポールでの生活の方が、ビジネスもし易い。
 
 
私自身は、いろいろ転職して最後は銀行で法人営業をしていましたが、彼も独立して落ち着いてきましたので、去年、私も起業しました。
 
 
 
銀行から、いまは起業家として転身。シンガポールでは、他にどんなビジネスをされていらっしゃるのですか?
 
中小企業と個人事業主のためのマーケティング支援ですね。商品やサービスをゼロから作り上げて、販路を一緒に開拓したり、日本から海外へ、もしくは日本のマーケットへ商品やサービスを拡大したい方をサポートしています。
 
 
依頼して下さる方達は、25%が日本人、75%は他の国の方達ですね。日本でのマーケットリサーチして欲しいとか、逆にシンガポールや英語圏で商品を売りたい方達とか。最近は中国や台湾の人とのお付き合いも増えてきました。4か国語できるので、多国籍チームでをマネージして、ひとつの内容で4か国語のコンテンツを一気に制作できるのも強みです。
 
 
 
色々な人脈があって、語学が堪能で、色々なことをされているリアさんですが、これまでの人生経験から、ご自身の強みはどこだと思われますか?
 
くじけない。(笑)チャレンジが来ると、ワクワクするんです。
 
 

 
 
問題がくる方が、ワクワクする?
 
チャレンジが来ると、スイッチがポンと入る(笑)ゲーム感覚ですね。これどうやってクリアしようかと色々と考えて行動に移すのが好き。それに、いままでなんとかなってきているから、これからも何とかなると思っています。
 
 
 
なかなかそのようなメンタルになれないけど、何がそうさせているんだと思いますか?
 
死ぬことはないじゃないですか?例えば、事業してうまくいかなくても、また次にやればいいだけで。失敗も成功も自分の捉え方次第。
 
 
ドアが一つ閉まると、次のドアが開いていくって信じています。この失敗や辛い経験が次の大きなステップにつながる鍵かもしれないって、いつも思っています。自分のメンタルさえしっかりしてれば、チャンスはやってくるから。
 
 
 
ドアが一つ閉まると、またドアが開いて来る。過去に、そのような経験はありましたか?
 
イギリスの大学院に行こうと思って、色々と準備したのですが、911のニューヨークテロがあった頃で、全部準備が終わって最後の最後に学生ビザが下りなかったんです。とってもショックで、どうしようと思って、第三候補のシドニー(オーストラリア)に行ったんです。
 
 
でも、そこで後にやりがいのある仕事を見つけて、そして、主人と出会い今に至る。(笑)結果、行って良かったなと思います。
 
 
 
違う扉が開いたのですね。
 
まぁ、今の話はとても個人的なレベルですけど、私が言いたいのは、「人生ってオプションB」ってことが多いから、自分が思い描いているものじゃなくても、それでもやっていける「力」って、大事だと思う。
 
 
特に海外に居ると、そういうこと多いと思いませんか?
 
 
 
そう思いますね。でもオーストラリア行きは、オプション3だったのですよね?人生、色々なオプションを持っていることがいいのかしら?
 
自分が思い描いた通りにいく人生って、本当に少ないと思うんですよ。私にとってハーブティーの事業もそうだけど、自分が思い描いていたところと違うところで、ものごと動いていたりするから、それを楽しみながらですよね。
 
 
「結果じゃなくて、過程」、それも楽しみながら、そう思っています。
 
 
リアさんは、起きた事をプラスに生かすのが上手なのかなと思いました。
 
育った家庭環境でしょうね。
 
 
在日韓国人で家族全員が商売人なので、それぞれが自分なりに道を切り開いてきた。何か良いビジネスチャンスはないかって、子どもの頃から家族でそんな話ばかりしていましたね。祖父母や両親もゼロから何かを始めたり、作り出したり。最悪の状況でも悲観的にならずに、前に進むことだけを考えている人たちです。
 
 
祖母からよく言われていたのは、どんなにいいアイデアを持っていても、人を大切にしないと、そのビジネスは駄目になる。どういうレベルの人であっても、対等に接して、お互いに尊敬できる。そういうチームを作るのが大事って言っていましたね。
 
 
何があっても、どこに行っても、自分の人生を自分で切り開くスキルを持たないとダメって、人をよく見なさいとも言われていました。あと、留まらないようにと言われました。一定なところに留まるのは、リスクだからって言われていましたね。向上心を失うなってことかなと理解しています。
 
 

 
 
ご家族みなさんが、日本国内外でビジネスをされてきたのですね。リアさん自身が大切にしていることは、どんなことですか?
 
常に新しいチャレンジをしていくこと。
 
 
新しい価値を作り出して、それをみた人が次にその道を辿ってくれたらいいですね。そんなパイオニアになりたいです。何歳になっても、チャレンジを続けたい。
 
 
 
すでにパイオニアですよね。問題が来ても逆にスイッチが入ってしまう、そんなリアさんのこれからの新しいチャレンジって、どんなことだろう?
 
(周りが)どうしたら良いかわからないって、誰もやったことがないことをするのが、チャレンジ。そこに問題としてあって、(周りが)解決したらいいのに思うことで、まだ誰もやってないことをやる。
 
 
いま思う、私にとっての新しいチャレンジとしては、このハーブティーのように、クロスボーダーでプロジェクトを作って動かしていくことかな。
 
 
 
私達が海外でビジネスをチャレンジするとき、こんなことを持っていたらいいってことは、どんなことですか?
 
日本人チームと仕事してよく耳にするのが、日本だったら、◯◯だったらこうなのにとか、海外で仕事するならそれは言わないほうがいいと思う。日本以外でマーケットを広げるなら、これまでの考え方、やり方を状況によってはバッサリ捨てることですね。自分自身の個性をなくすとか、価値観を否定するとかそういう意味ではなくて、想定外の状況が起こることを前提に仕事を進めていくマインドセットは大事だなって思います。
 
 
 
その為にするといいなって思うコツは、どんなことですか
 
やっぱり、旅じゃないですか?それも一人旅(笑)
 
 
旅に出ると自分の常識が通じないとかよくありますよね。あれ、本当に自分これでいいの?って自分の常識を疑う場面に遭遇しやすい。価値観のズレを肌で感じることで自分や、自分が属していた国の価値観などを客観視できるいいチャンスだと思います。
 
 
あとは、コンフォートゾーンを抜け出す努力。身近で自分とは違う人と会ったり、非日常なところに行ってみるとか、あとこの人すごい変わってるなーと思う人に敢えて会う (笑)
 
 

 
 
日本の良さ、もっとこんな所を出したら良いのにと思う所は、どんなところですか?
 
地方にいるアーティストや地方発のサービス、商品のプロデュース等もしているんですが、職人文化なんでしょうね、微妙な繊細さに対して価値を見出していて、結果物のクオリティーが本当に高い。海外からすると、あっと驚くことやものを作ったり、独自の文化にしていくクリエティビティがある。
 
 
でも、それがちゃんと伝わっていないのが残念。その発信を一緒にお手伝い出来たらなと思っています。特に日本以外のマーケットで。
 
 
 
伝えるというのは英語化ではないのですよね?
 
そうなんです。
 
 
これ、よくある間違いだと思うんですが、単に英語にすればOKだと思って翻訳業者に任せる。すると、多分この英訳、高学歴の人が作ったんだろうなって一目で分かる記事ができあがるんですよね。そんな記事をネイティブに見せたら、辞書みたい、面白くないって。全然、心にささらないと言われて。翻訳からみたらきっと100点なんだけど、そこがね、ローカル化されてない。
 
 
確かに英語なんだけど何が違うんだとうというと、読む人がどうこの「ストーリー」を感じるかを重要視していないんでしょうね。
 
 
 
リアさんの考えるローカル化されるというのは、どういうことなのでしょうか?
 
伝えたいマーケットの地域の人の気持ちを汲み取って、どういう表現が心にささるのかとか、その人達のマインドを細部まで分析する。なので、自分はまずその対象者をチームに入れて、周りの意見を聞きながらチームワークでコンテンツを作り上げるスタイルです。
 
 
 
一つの地域に拘らなくても、色々なビジネスが出来る時代になった。でもレモンの様にその場所でしか採れないものがある。これからのビジネスの価値ってどのように考えますか?
 
世界中から色々な情報が手に入るのだけど、やはりみなそこにしかないものに魅力を感じているなと思うんです。
 
 
大衆化したものは便利で、素敵でもあるんだけど、あの場所で、あの人しか出来ないもの、あの人がした経験など、そこにしかないものに価値が置かれているなと思います。少量生産の国産レモンとかもね。
 
 
これからのビジネスにおいてより価値を見出されるのは、希少性と個々人の無形の体験じゃないかなと思います。だからこそ、その方がどんな生き方をしてきて、どんな思いでいる人なのかという一人一人の、そして会社としての「心を動かすストーリー」が、より大事になってくると思います。だから、このハーブティーも大量生産はできないけど、それはそれで良いのかなと思っています。
 
 

 
 
リアさんのこのような考え方に繋がったと思うような、幼い頃の経験。いま、どんなことを思い出しますか?
 
在日4世として、日本に生まれても、日本人でなはいと育てられて、自分は周りと違うって思って生きてきたんですね。13歳のある日、急にお母さんが、「明日からオーストラリアに行きなさい」って、翌日、成田空港に連れて行かれて、チケット渡されたんです。
 
 
 
急に?面白いですね。
 
そう(笑)。
ひとりで大丈夫かなって思ったけど。
 
 
 
凄いですね!
 
こっそり母が何かを準備しているなって思ったら、オーストラリア(キャンベラ)の学校に入れるからって、ひと月ほど語学留学したんです。
 
 
 
とは言え、まだ13歳。その時成田空港で、どんな気持ちになりましたか?
 
でも、ワクワクしました。
 
 
この時の体験で得たことはすごく大きかった。日本にいる時は、自分を自分で特別視していたけど、オーストラリアには私みたいな人(異国をルーツとして持つ移民◯世)が一杯いて、そんなこと全然特別ではなかった。それよりも、これからはもっと自分の個性を、大事にしようって強く思いましたね。
 
 
それから10年後、9.11のせいでイギリスに行けず、またオーストラリア(シドニー)にいくわけですが、私が何人とか、どこから来たとかよりも、私が何をどう感じて、どういう考えがあってそこに至ったのかが、みなの感心ごと。
 
 
あと、多文化社会では色々なバックグラウンドの人がいて、基本的に考え方が違うことが前提で物事をすすめる。暗黙の了解というルールが通じない、だから「意見を言わなければ存在しないこと」になるし、言わないとみんなが損をする。そんな経験を多くして、多国籍のチームに属して仕事をする時は、自分の意見と意志をはっきりと伝えることは大事だということを学びました。
 
 
シドニーでは、色々な国籍、文化の人がいて、何人であるかよりも自分を大事にしていこうと思ったのですね。オプション3のシドニーは、13歳の時にも経験した場所だったのですね。
 
シドニーでは大学院卒業後、ベンチャー起業を立ち上げた友人に、「来ない?」と誘われて、二人で始めたんです。
 
 
三畳一間位の小さな部屋で、ビジネスを始めて、もの凄く面白くって。とても忙しかったんですが、やればやるほど、どんどん業績が上がるんですよね。とっても楽しかった。そんな折りに、シドニーで知り合った主人が、台湾に帰ると言い出して。
 
 
いい男といい仕事。どっちか選択するか、悩みました。
 
 
 
あら〜、素敵なお話ですね。(笑)それで?
 
当時は主人よりも私の方が稼いでいたから究極な選択でしたけど、人生を共にしたい人との出会いって、なかなか無いから、彼と一緒に台湾に移りました。でも半年くらい毎日の様に、戻って来ないかって、働いていた会社から電話を貰っていました。(笑)
 
 
 
これまでのお話を聴いていて思ったのは、リアさんは、いきなり「ゆく道」が変わっていく経験を、何度もされているのですね。
 
だからこそ、どこでも生き抜く力を付けていかないとと思っています。
 
 

 
 
最後に、この記事の読者にお伝えしたい事は、どんなことですか?
 
いきなりゆく道が変わっていくことって、誰にでも起こりえますよね。何も私だけに限ったことではないと思います。
 
 
例えば、出産、転勤、死別、転職、病気とか、自分ではコントロールできない所で人生が急に変わることもあるし。それに、こんなに変化の激しい時代だから、今の状況がこのまま続くかどうかなんて、誰にもわからない。だからこそ、自分自身が満足する内なる価値を見出すことが大事だなとお伝えしたい。
 
 
人生アップダウンもあるけど、それも含めて楽しみながら自分の人生を生きて欲しい。
 
 
数年前、病気をした時に、自分は死ぬんだなって思った時期があって。その時に、私、このままで良かったのかなって本当に考えた。だから色々な人に、「人生、前向きに楽しまなきゃ」って言っています。あと、自分にしかできないことを早く見つけて、それを人や社会に還元する。
 
 
 
死を一度でも考える経験をすると、その覚悟が入りますね。
 
あの時は、なんで私だけと思ったけど、病気をしたから、気づけたことがあります。今となっては病気に、感謝ですね。
 
 
銀行での仕事も充実していて、プロジェクトで中東での事業にも関わって、どんどん発展していく国の事業に関われるのは、とても楽しくてやりがいを感じてはいたのですが、病気になって1か月ほど入院して「ま、私がいなくても回るよね」ってふと思った。
 
 
もっと、私にしか出来ないことをしてみたいと思った。
 
 
 
大きな事業の仕事に携わっていらしたのですね。でも瀬戸内のハーブティーは、自分がやることと思われた?(笑)
 
未知じゃないですか?
 
 
会社に入って、マーケティング部署なら、年収幾らって予測出来る。でも、瀬戸内のハーブティーは、未知数。しかも勝手にこちらからスタートして、どれだけお金になるか、どれだけ世界に認知してもらえるか、誰もギャランティーしてくれない。
 
 
どうなるかわからない、けど、これが楽しい。答えのない課題に取り組む不安よりも、ワクワク感の方が大きかったです。
 
 

 
 
それが自分しか出来ない、リアさんの強みを活かせることですね。
 
もっと、もっと、「ストーリー」を残して行きたい。
 
 
色々な商品やサービスを世に出す仕事を長くやってきたから、その経験から国と国を繋げられたらいいなって思いです。その一環として、このハーブティーも世界中に広めたいですね。
 
 
「Nilüfer」のコンセプトとしては、「笑顔を届ける小さな花束」なんです。
 
 
この美しくて美味しいハーブティーを手にする人が笑顔になることを想像して、贈る方も笑顔になる。世界中でその笑顔の連鎖をつくっていきたいなと思っています。
 
 
 
 
 

笑顔を届けるハーブティー Nilüfer (ニルファ)創始者 dyマーケティング代表 余リア Leah Yoさん

 

日本、オーストラリア、台湾を経て現在、台湾人の旦那様とシンガポール在住。商社、法律事務所、銀行でのマーケティング経験し、2016年にシンガポールにてマーケティング会社を設立。日韓英中の4カ国を生かし、売れる仕組み作り、販路開拓、コミュニケーションチャネルの構築を支援。現在、シンガポールにてFood and Beverage対象のインフルエンサーマーケティング・プロジェクトを新しく展開中
 
インスタグラム:https://www.instagram.com/nilufer_tea/
Web:https://nilufertea.com/
皮まで食べられるたてみち屋のレモン収穫体験:http://bit.ly/2zq5oDg
パパイヤ栽培で休耕田の復活を願う尾道パパイヤさんを訪問:http://bit.ly/2iUsZ8C
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