稲から学ぶ生き方

通常と自然栽培の違いは、一言で言えば、肥料や農薬を使わないですが
これはある田んぼで、その違いを観察した方に伺ったお話です。
 
苗を植えたばかりの頃の田んぼの様子は、ほぼ同じ。ですが、日を追う毎に成長したのは、通常栽培の稲。その差は、すぐに半分以上。やはり肥料を与えて、農薬で害虫から守ってあげた稲は、ぐんぐんと成長したそうです。5月、6月とその成長は著しく異なり、通常の稲はどんどん大きくなっていった。7月になる頃になってやっと、自然栽培の稲も真っすぐに伸びて来て、同じ位になったそうな。
 
収穫を目の前にした8月のある日、その町に台風が来たそうな。それはかなり強い台風で、両方の稲をなぎ倒して去った。慌てて田んぼを観てみると、根元からポキッと折れていたそうな。勿論、自然栽培の稲の倒れていたのだけど、再び太陽が昇り始めると、自然栽培の稲の多くは自力で立ち上がったそうな。
 
成長が観られなかった時期に、自然栽培の稲は、自力で栄養を吸い上げようと、ぐんぐん&ぐんぐん土に潜り、根を張っていた。だから倒れても、また自力で起きることが出来たのです。
 
 
スクリーンショット 2017-02-15 午後4.12.56
 
 

私達はお米を食べるんじゃなくて
「生命力」を頂いているんですよね。

 
 
私はこのお話が大好きなんです。
 
なぜなら生きる知恵が、沢山詰まったお話で
自分たちの生き方にも、置き換えられるんじゃないかなって思うのです。
 
 
 
 
激動する今日の中で
私達は分かり易さや、見えるもの、その便利さに
評価の基準を置いてないかな?
 
 
 
 
本当に大事なものは、見えないこと。
一見、わからないと思うところ。
 
 
私達も一緒。
外側にあるものよりも、内側に育って行くもの
それが力であり、豊かさなり。
 
 
そこに気づけたとき
互いの生命力になるんじゃないかなって思います。